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 9月23日(土)

■トークショー 第42回「木村伊兵衛写真賞」受賞 原 美樹子氏(富山県出身・第42回木村伊兵衛写真賞受賞)

9月23日(土) 13:00~14:30 会場/富山市民プラザ 2F 「ふれんどる」  聴講料:無料

 

「原 美樹子 <自作を語る>」

 

今年の春、「第42回木村伊兵衛写真賞」を受賞された富山県出身の写真家、 「原 美樹子」氏をお迎えいたします。

同賞は、故・木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設され、各年に優れ た作品を発表した写真家に与えられております。

受賞の対象となった写真集『Change』について、また修行時代のこと、写真 への想いについてなど、100点近くの自作をプロジェクションしながら写真家 としての経験を語っていただきます。

プロ、アマチュア写真家問わず、原 美樹子氏と直接触れ合える貴重な体験 の場となることと思います。

 

原 美樹子

1967年 富山県生まれ

1990年 慶應義塾大学文学部卒業

1996年 東京綜合写真専門学校研究科卒業

1996年 初個展「Is As It」開催

以降、街角で一瞬すれ違った人々の何気ない姿、目の前をかすめては消えていく風景や事物をとらえたカラーの作品群を国内外で発表している。 2017年 第42回木村伊兵衛写真賞受賞

作品は、J・ポール・ゲティ美術館美術館、サンフランシスコ近代美術館、ヴィンタートゥアー美術館、 東京都写真美術館等に収蔵されている。



写真講/「プロが語る作品作りへの情熱&テクニック 今さら聞けない写真のこと永嶋 勝美氏(写真家)

9月23日(土) 15:30~17:00 会場/富山市民プラザ 2F 「ふれんどる」  受講料:2,000円(フォトスとやま入場料込)

 

昨年の講義でも大好評を頂きました、写真家「永嶋勝美」氏の講義を今年も開催いたします。写真作家として、通常プロが公開することは無い一枚の作品を世に発表するまでのプロセスを実物の作品をお見せしながら、皆さまに公開いたします。

写真について「今さら人には聞けないなぁ…」というお悩みはありませんか?そんなあなたの「今さら聞けない」疑問に、写真家永嶋勝美氏が親切、丁寧にお答えいたします。事前にご質問内容を募集しますので、匿名性は保たれます。

*ご質問内容は「写真と講学/フォトスとやま2017」公式ホームページのContact欄、公式facebookページ&公式インスタグラムアカウント「photostoyama」へのダイレクトメッセージ等で承ります。

 

なお、期間中は永嶋勝美氏の写真展も同時開催しています。プリント技術に定評のある永嶋氏の過去の手焼きのアナログ作品に加え、氏が開発した、デジタルデータから銀塩のモノクロプリントを制作するデジタル ゼラチンシルバー モノクロームプリント(DGSM Print)との両方を、直接ご覧いただける数少ない貴重な機会です。

*講義終了後、永嶋勝美氏によるポートフォリオレビューも行います。皆さまが日々撮り貯めておられる自信作を持って、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 


 永嶋 勝美

 

1953年、東京都出身。デザイナー、アートディレクターを経て、1980年に写真家に転向。 ファッション・静物を主とした広告写真をてがける。 89年より一時期をパリで過ごし創作活動を開始。1992年帰国後は作家活動に専念し、デジタルフォトも本格的に始める。 仏トネル市よりメダル授与、他受賞歴多数。90年代に多くのモノクロ技法と関わり2000年よりDGSM Printの開発を開始、2011年にDGSM Printを公式に公開する。 現在は写真作家、アートディレクター、テクニカルアドバイザーとしても活躍中。

 



写真展外写真家による作品展(50音順)

9月23日(土) 10:00~18:00 / 24日(日) 10:00~17:00 会場/富山市民プラザ 2F アートギャラリー

山 裕企

1978年4月15日(よいこの日) 愛知県名古屋市生まれ

2005年 筑波大学第二学群人間学類心理学専攻 卒業(卒論テーマ「テンションのあげかた」)

2007年 キヤノン写真新世紀優秀賞 受賞(南條史生選)

2009年 東京ビューティーアート専門学校 講師(~2016年)

2015年 公益社団法人 日本写真家協会(JPS)正会員 2015年 ユカイハンズ・ギャラリー(東京|早稲田) 開廊 2016年 ユカイハンズ・インターナショナル、ユカイハンズパブリッシング 設立

現在、東京都在住

国内・海外(2009/シンガポール、2012/スペイン、2013/香港、2016/台北、2017/ドイツなど)の 展覧会で作品を発表しながら、現在まで約7年半で、計56冊の書籍を刊行している。

『スクールガール・コンプレックス』は、Amazon書籍総合ランキング2位を獲得するなど多方面で話題 になり、2013年に映画化(主演 : 森川葵・門脇麦)されている。

『むすめと!ソラリーマン』の作品画像が、イギリスBBC・アメリカCNN・ドイツSpiegelなど、世界 各国のニュースにて話題になり、日本でも『NEWS ZERO』『王様のブランチ』など、多くのテレビ番組等 で紹介されている。

 

作品テーマはサラリーマンや女子学生など “日本社会における記号的な存在” をモチーフにしながら、 自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作している。 日本ならではの人間関係の複雑さを、シンプルなビジュアルで世界に伝えることを目標としている


石黒 健治

福井県鯖江市生まれ。

1959年、桑沢デザイン研究所終了。同年、写真協会新人奨励賞受賞。

主な写真展には「不幸な若者たち」「ナチュラル」「シアター」「夫婦の肖像」「琉球弧物語抄」等がある。

主な写真集には『広島HIROSHIMA NOW』(深夜叢書社、1970年)、『ナチュラル ONENESS』(ノーベル書房、1992年)、

『沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60s』(文遊社、2006年)、『健さん』(彩流社、2015年)等がある。

その他、ミステリードキュメント『サキエル氏のパスポート』(光人社、2001年)を出版。

映画『人間蒸発』(今村昌平監督)の撮影監督、『無力の王』(東映セントラル)では監督を担当した。

2012年から写真ワークショップ「真眼塾」塾長。


高澤 里美

下新川郡入善町在住

東京工芸大学短期大学部写真応用科卒業

2003 空間造形・富山

2003 協賛賞(富山市民プラザ/富山)ウラジオストク・ビエンナーレ(アルセーニエフ博物館/ロシア) 神通峡美術展(大沢野町生涯学習センター/富山)

2004 空間造形・富山

2004 奨励賞(富山市民プラザ/富山)

2006 坂のまちアート in やつお 2006(八尾町内/富山)越中アートフェスタ 2006

2009 小さな響きの展覧会(黒部市国際文化センターコラーレ/富山)神通峡美術展  山川海の芸術ワンダーランド黒部(宇奈月温泉街/富山)

2012 美より日よりTOYAMA(富山市民プラザ/富山)

2013 Contemporary Arts Exhibition  Under Relationship Thai-Japan 2013(ワンナーギャラリー/タイ)

2015 お家の芸術祭TOYAMA(富山市民プラザ/富山)

2016 アートのゆくへ「版の力」展(富山市民プラザ/富山)

2017 タイと日本と今のアート 2017(富山市ガラス美術館5F ギャラリー1・2/富山)

 

個展

2008 「写真のカタチ」(自家焙煎珈琲屋 ダックスファーム/富山)

2009 高澤里美作品展「Wall」(射水市大島絵本館カフェギャラリー/富山)

2013 高澤里美作品展「カケラ」(町家ギャラリーCOCONE/富山)

2016 高澤里美作品展「いつかみた風景」(穂上画廊/富山)

写真はサイアノやプラチナプリントの特殊な物が多く、自宅で感材を塗って印画紙を 作成したりする、いわば「写真と講学」の講学の方を得意とする作家


堤 麻乃

1991年 兵庫県生まれ、京都在住

2014年 アーツ・ユニバーシティ・ボーンマス(イギリス)写真科卒業

2017年 KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトイベントであるKG+のアワード枠にて初個展を開催

 

イギリスへの留学をきっかけに写真を始め、これまで様々なスタイルの写真を撮ってきました。現在は光と影を使い、写真の原始的な部分を追求した構成写真を制作しています。今回の展示では、写真から読み取れる情報を取り除き、見る人それぞれに解釈を委ねた作品を展示します。写真を見るという単純な行為にもっと時間をかけて、作品に自身を投影しながら見てもらえればと思います。


堂川 嘉久

石川県金沢市出身

風景写真から撮り始めたが、2010年、それまで使っていたコンパクト デジタルカメラにデジタル一眼レフカメラを買い足し、「記録」から 「作品」を目指すようになる。

独学で写真を学び、SNSや地元の仲間内との写真展で作品の発表を 行ってきたが、2015年、Takasaki Seminar in TOYAMAにて高崎勉氏 (現Abox Photo Academy 塾長)と出会い、指導を受けるようになる。

現在はポートレートとマクロ作品が多く、ポートレートではヒトの 感情表現を、マクロでは新しい表現方法を模索中で、これからもチャ レンジを続けて行きたいと考えている。現在富山県富山市在住。

 

2016年

2月  金沢21世紀美術館にてConnectin "SOUL" style『世界に繋がる写真と魂』出展

4月 Kyoto Graphie京都国際写真祭のサテライトイベントKG+として「JPCO Gallery in Kyoto2016」(ヤマモトギャラリー)出展

6月  新宿ヒルトンホテルギャラリー(ヒルトピア)にて「JPCO Gallery2016」出展

 

2017年

9月 関西御苗場2017出展



フォトスとやま2016/「フォトコンテスト最優秀賞」受賞 角谷 祥子氏 個展

 

9月23日(土) 10:00~18:00 / 24日(日) 10:00~17:00 会場/富山市民プラザ 2F アートギャラリー

角谷 祥子

 

富山県黒部市在住

 

自分にとって写真とは?と問われたら、自分が感じたものを残したいという気持ち、それを満たすツールみたいなものです。生まれ育った黒部市「生地」。なんの変哲もない田舎町、この中で日々違う表情をとらえられたらと思いカメラを持ち歩く毎日です。


▲2016年度 最優秀賞作品  『日々、生地。』雪の日


フォトスとやま2017/「フォトコンテスト」最優秀賞&入賞作パネル展示 テーマ:「わたしのとやま」

9月23日(土) 10:00~18:00 / 24日(日) 10:00~17:00 会場/富山市民プラザ 2F アートギャラリー


■出展作家によるギャラリートーク(予定)

9月24日(日) 14:00~ 会場/富山市民プラザ 2F アートギャラリー